News & Blog
新着情報
古い中古住宅を購入する際に見ておくべきこと(外部編)
こんにちは。一級建築士の小林です。
今回は、古い中古住宅を購入する際に、見ておくべきこと(外部編)をお伝えします。
ポイントは5つあります。
これを見ればある程度、建物の状態が良いかどうかわかります。
まずは屋根の状態です。
屋根を見て、瓦のズレがないか確認してください。ズレがなくても手を加えた後があったりすると、過去に雨漏りをした可能性があるので注意が必要です。
次は、瓦の山の部分である熨斗瓦(のしがわら)にズレがないか確認します。この部分は、屋根と屋根がぶつかる分で雨漏りしやすい場所になります。台風でもズレやすいので注意が必要です。
続いて外壁です。外壁の劣化状況をみて行きます。今回紹介する建物は、純和風の建物です。板張りの上の漆喰の部分に斜めの木部が見えますが、これが何かわかりますか?
これは筋交いなんです。建物によっては、外部から筋交いが確認することができます。数が少なすぎる場合は、構造的に検討が必要になります。
最後は、基礎になります。基礎にひび割れが入ってないか確認していきます。小さなひび割れは、気にする必要がありませんが、幅の広いひび割れは構造的に問題がある場合があるので注意が必要です。
特に、開口部廻りなどは、ひび割れが起きやすいので、特に注意が必要です
Cafe fu house(カフェ風ハウス)/やまぐち工務店 では、お客様と一緒に中古住宅も一緒に探します。お客様が気にある物件があれば、その物件もご一緒に見に行きますので、お気軽におっしゃってください。
ただいま、防府市台道にて、新築&リノベーションスタジオ見学会開催中!
ぜひお越しください。