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住宅の基礎の鉄筋ってどんなもの?

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こんにちは。一級建築士の小林大士です。

今回は、住宅の基礎の中に入っている鉄筋のお話。

 

住宅の重さを一番下で支えている基礎。その基礎の中に入っているのが鉄筋です。この鉄筋はどんな役目があるのでしょうか。

 

こちらは、店舗の基礎の配筋状況です。店舗の配筋も住宅と同じように、格子状に鉄筋が組まれています。もし鉄筋がなかったら、どうなるんでしょう?

「鉄筋の入っている基礎」「鉄筋の入っていない基礎」で検証してみようと思います。

鉄筋の入っていない基礎に、家の重さ(下向き矢印)を載せた場合、どうなると思いますか?

このように、ポキッと折れてしまいます。

このような基礎に、家を載せてしまうと基礎が壊れて傾いてしまう可能性があります。

では、鉄筋の入っている基礎に、家の重さ(下向き矢印)を載せた場合、どうなると思いますか?

先程とは、違い基礎が折れることはありません。鉄筋を入れた基礎は、鉄筋をいれない基礎より重さを支えれるということが解ります。一体なぜでしょうか。

重量が掛かって、折れる場合に基礎内に「圧縮」と「引張」という二つの力が起きます。

 

コンクリート=圧縮に強い

鉄筋=引張に強い

 

コンクリートブロックをハンマーなどで叩くと脆くすぐ壊れますし、鉄筋だけだと、簡単に曲がってしまいます。

この2つの物が一体になることで、重い重量に耐えれる基礎になります。

住宅の重さや地震に耐える基礎には、鉄筋が必要不可欠なんです。

 

Cafe fu house(カフェ風ハウス)/やまぐち工務店 では、基礎の配筋やかぶり厚さなどを職人さん任せにはせずに、ゼネコン出身の一級建築士が現地に行って確認します。お客様の家を丁寧にじっくり作ります。

 

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