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伝統建築物群保存地区について
こんにちは。設計士の小林です。
今回は、伝統建築物群保存地区についてのお話。
こちらの写真は、萩市の歴史的な街並み。
この地区は、伝統的建築物群保存地区に指定されてる地域です。
文化庁が所管する新しくできた地区で、昭和50年に制定されました。
伝統建築物群保存地区は全国で123地区あり
その中で最も大きいのが下記写真の京都伊根町「伊根の舟屋」で310ha(ヘクタール)です。
ヘクタール? って言われてもピンと来ませんよね。
1ヘクタールの広さは、100m×100mです。
1万㎡ = 1ha
かなり広いですね
ちなみに、東京ドームが4.7ha で約220m×220m
伝統的建築物群保存地区の建物を見てみると
2階建ての住宅が立ち並び、隣の家と隣の家がくっついています。
昔で言う「長屋」という作りです。
長屋とは、お隣と壁を共有している戸建てのことで
実は、「テラスハウス」と同じ意味なんです。
隣家と壁を共有しているので家賃は安くなりますが
隣からの生活音が聞こえやすいというデメリットもあります。
建築基準法の申請が必要なリノベーションをする場合、お隣さんとの壁を異種用途区画する必要が
出てきます。
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ぜひお越しください。