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テラスや差掛けに使うポリカーボネートのお話
皆さん、こんにちは。一級建築士の小林大士です。
今回は、テラスや差掛けに使うポリカーボネートのお話。
ポリカーボネートは、外壁の屋根や壁の仕上げとして使える波板で、耐久性もあり価格も安いです。ポリカの種類は
・波の幅による分類
・素材による分類
の2つに分けて考えることができます。
1つ目の波の幅による分類ですが、波の間隔が32mm、63mm、76mm、130mmの4つの種類があります。この中で、一番普及しているのが一番上の鉄板小波で波の間隔32mmのポリカです。ホームセンターでも購入できます。
続いて素材による分類ですが、こちらは大きく分けて三種類あって通常のノーマルタイプのポリカ波板。
こちらの波板は熱線カットタイプのポリカ波板。通常の波板に比べて日射の透過率少なくします。クリアの場合は30%カットします。
ブロンズやブルーの場合だと、金額は同じで、日射を50%カットするのでこちらの方がお勧めです。
その他には、こういう模様が入ったものもあります。機能的には「ノーマル」と同じです。「ノーマル」「熱線カット(機能性)」「クロスライン(意匠性)」の3タイプがあります。
使う際に注意しておく必要があるのが、防火・準防火地域・22条地域で屋根や壁として使う場合です。今回紹介したタキロンさんでは、上記地域でも使うことは可能なんですが、ポリカ単体で、使える許可は取ってなく、指定された下地を使う事で、火に強い構造として認められます。使用する際は、ポリカだけでなく、指定の下地を使って施工しましょう。
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