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マンションの間取りから考える新築住宅の間取り
こんにちは。一級建築士の小林大士です。
今回は、マンションの間取りから考える新築住宅の間取りのお話です。
マンションの間取りで一番多いのが、3LDKもしくは4LDK。
実際、マンションを購入して住む人と住宅の新築もしくは中古住宅を購入する人では、どちらの人の方が多いと思いますか?
実は、戸建て住宅に住む人の方が圧倒的に多いんです。こちらは野村證券さんのHPのデータを引用したものになります。
世代別に住んでる建物の割合を示していますが、見てみると、住宅が75%で、マンションが25%
都会ではマンションの比率は上がりますが、田舎では断然戸建て住宅が多いです。
こちらは、スタンダードな3LDKのマンションの間取りです。この間取りの特徴は
・玄関・廊下(ホール)の面積が小さい
・窓が一部屋に1つ。
・廊下に面するトイレ
ウォークインやトイレ、寝室の広さに関してもコンパクトな感じがします。広さは22坪です。
こちらは、スタンダードな4LDKのマンションの間取りです。この間取りの特徴は
3LDKとはあまり変わりませんが、どこが違うのかいうと
・洗面室の面積増大
・ユニットバスの面積増大
広さは25坪です。3坪増やすだけで、いろんなスペースに余裕ができ広々空間になりました。
3LDKと4LDKの間取りを見ましたが、22坪~25坪で3人家族、4人家族で十分な広さだということが解ります。
念願のマイホームだから、ついついあれも欲しいこれも欲しいってなってしまいますが、
予算をあまり掛けたくないという方は、マンションの4LDKの間取りのような「少し広めの洗面所」「少し広めの浴室」の25坪ぐらいの住宅に住むという選択肢も良いのではないでしょうか
戸建ての新築住宅を建てるのに、マンションは嫌だという方もいらっしゃると思いますが、マンションというのは、多数の人が、それなりに住みやすいようにと考えられた使いやすい間取り。「コスパ」と「機能性」が優れてます。
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