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壁を塗装をするなら知っておきたい塗料の性能

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こんにちは。一級建築士の小林です。

今回は、壁を塗装をするなら知っておきたい塗料の性能についてお話していきます

 

コロナの影響もあり、ホームセンターで木材や道具を購入して自分で施工する「DIY」をする方が増えてきました。

その際に、これを知っておかないと塗装をしたはいいが、数年経ってボロボロな塗装になってしまうということもありえます。ですので、材料選ぶ場合は、慎重に選ぶ必要があります。

こちらは、大手塗料メーカー日本ペイント(ニッペ)の塗料です。真ん中の辺りを見てもらうと「弾性塗料(だんせいとりょう)」と書いてあります。

こちらも日本ペイント(ニッペ)の塗料用のフィラーです。フィラーとは、塗装の接着力を上げたり塗装の吸い込みを均一にしてくれる下地処理剤です。コレを塗らないと、塗装がムラになったり、剥がれやすくなります。

左下を見てみると、微弾性(びだんせい)と書いてあります。「弾性」と「微弾性」なにが違うのでしょうか

弾性とは、字のごとく弾力性のある塗料という意味です。弾力性があるということは、壁自体にクラックが入っても塗膜が伸びる為、外からの水をシャットアウトします。ただ、問題があって中から出て行こうと水蒸気や湿気なども通さないため、塗膜と壁の間に水が溜まり、最悪な場合は膨らんでしまうということが起きます。微弾性の場合は、弾力性は低いので写真のように膨れるということは、起きにくいです。

弾性も微弾性も場所や素材ごとに応じて、適切に選べば塗膜の膨れを防止することができます。せっかく外壁改修や内部の塗装をしたのに、膨らんでしまったりすぐに剥がれてしまうと悲しいですよね。

 

Cafe fu house(カフェ風ハウス)/やまぐち工務店 では、色だけでなく性能についてもしっかり吟味し、その素材に適した材料を提案させていただきます。

 

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