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住宅を店舗リノベーションにする際に知っておきたい事
こんにちは。設計士の小林です。
今回は、住宅をリノベーションして店舗にする場合のお話。
会社員から脱サラもしくは、定年退職後に自分のやりたかったことを
実現するという夢を多く持ってる方も多くいらっしゃいます。
その際に、関係してくるのは「建築基準法」という法律の壁。
建物を買ったはいいが、その規模や用途でするには
莫大なお金がかかりますってなると、困りますよね。
不動産屋さんは、建築の法律などほとんど知りません。
だから、そのようなアドバイスはしてくれません。
新築物件なら、融通が利くので相談された設計士さんで解決しますが
中古物件を購入して事業を始める場合に気を付けて欲しい事があります。
「大きすぎる建物を買わない。」ということです。
大きすぎる建物を買うとなにが問題になるかというと
・建築基準法の現行法の準用により、莫大な費用が掛かる
・大きすぎると、クオリティが下がる
まず1つめですが
買った建物が住宅だった場合に、床面面積が200㎡以上だとすると
現在の建築基準法が一部掛かってきます。
最低限これらの項目をクリアしないと、工事ができません。
これらの工事をクリアするとなると・・・・
新築を建てるのと同じくらいは、最低でも掛かります。
次に2つめですが
建物が大きすぎると、工事範囲が広すぎる為、改修費用が掛かります
予算もありますので、その結果、広範囲を低予算でやるという
低クオリティ広範囲リノベーションとなります。
逆に、面積が狭いと、狭範囲を高予算でやるということになり
高クオリティ広範囲リノベーションとなります。
結果、後者の方が高級な素材が使える為、空間としてのクオリティが上がりやすいです。
土地を探す際は、基本不動産屋さんに探してもらう方が多いでしょうが
住宅会社さんに探してもらうこともお勧めします。
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