ファサードには、庭石で風情を表しました。この庭石は、水がない所に石の組合せによって、山水の趣きを表現した枯山水という庭園です。エリザベス２世が称賛した京都の龍安寺の枯山水をイメージしたものです。街中という無機質な空間に、「枯山水」という風情を配置することで、来られたお客様の気持ちが少しでも和んでもらえたらなという思いを込めました。

天ぷらの起源は、紀元前のペルシャで誕生した「シクバージ」という料理で、これは揚げ物ではなく、煮込み料理でした。この料理が時間と共にアレンジされて、天ぷらができました。

発祥の地として、ご紹介したペルシア。このペルシアに関する色の表現として、ペルシア絨毯があります。

ペルシア絨毯の赤色には、「健康・喜び」という意味があります。来られたお客様、お店に関わる人たちの「健康と喜び」が生まれるような空間になって欲しい という思いから「赤色」としました。