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News & Blog外壁工事の前にひと手間②│防水シートを張る前の確認
防府市の新築現場。
外壁の防水シートを張る工程が近づいてきました。
ただ、その前にやっておきたい確認があります。
防水シートを張ってしまえば、その下にある耐力面材や釘は見えなくなります。
そこで今回は、建物の外周を回りながら、耐力面材を留めている釘のピッチと釘の出、さらに屋根と外壁がぶつかる部分のルーフィングまで確認していきました。
釘は「打ってあるか」だけでは見ません
まずは、外周部に張った耐力面材の釘を確認します。
今回確認する釘の間隔は、外周部が75mmピッチ、中通りが150mmピッチ。
ただ釘が並んでいるかを見るのではなく、決められた間隔で打たれているかを一面ずつ見て回ります。

そして、ピッチと一緒にもう一つ確認しているのが、釘の頭が壁面から出ていないかです。
ここは目で見るだけではなく、かなづちを使います。
かなづちを耐力面材の壁面に当て、そのまま転がしながら確認していきます。
釘の頭が出ているところがあれば、かなづちがそこで引っ掛かります。
小さな出っ張りなので、パッと見ただけでは分かりにくいところもあります。壁面を実際になぞることで、一面ずつ確認していきます。
なぜここまで釘の出を見るのかというと、この上から施工する防水シートに関係するからです。
釘が出たまま防水シートを張ると、シートが釘に当たり、穴が開く確率が上がります。

防水シートそのものをきちんと施工することはもちろん大切ですが、その前に、防水シートを傷つけるものが下地側に残っていない状態にしておくことも大切です。
だから防水シートを張る前に、釘のピッチだけでなく、こうした釘の出まで確認しています。
屋根と外壁がぶつかる部分も実測します
耐力面材の確認と合わせて、屋根まわりも見ていきます。
屋根に上がるときは、普段現場で履いている下足のままでは上がらず、屋根用の上靴に履き替えてから上がります。
屋根の上を汚さないことはもちろん、靴底に付いた砂や小石などを持ち込まないためです。
今回確認したのは、屋根のルーフィングが外壁側へ立ち上がっている部分です。
ここには、ルーフィングの立ち上がりを250mm以上確保するという決まりがあります。
見た目だけで「これくらいあれば大丈夫」と判断するのではなく、実際にメジャーを当てて測ります。

メジャーを当てて、250mm以上あることを確認。

図で見ると、確認しているのはこの部分です。

現場では、こうした取り合い部分も、次の工程へ進む前に実際の寸法を確認しておきます。
釘のピッチもそうですが、「たぶん大丈夫」「見た感じ大丈夫」ではなく、確認できるものは実際に確認する。
こうした確認を一つずつ終えてから、次の作業へ進みます。
確認が終わって、ようやく気密テープへ
耐力面材の釘は、外周部75mm・中通り150mmのピッチで打たれているか。
壁面から釘の頭が出ていないか。
屋根のルーフィングは250mm以上立ち上がっているか。
ここまで確認して、ようやく外周部の気密テープを張る作業に入ります。

耐力面材の継ぎ目に沿って、気密テープを張っていきます。
そして施工を進めると、外周部はこのような状態になります。

このあと防水シートを張れば、今回確認した耐力面材の釘は見えなくなっていきます。
だからこそ、その工程でしか確認できないものは、そのときに確認しておく。
今回は、釘のピッチを見て、かなづちを壁面に転がして釘の出を確認し、ルーフィングの立ち上がりをメジャーで測りました。
ここまで終わって、ようやく外壁の防水シートを張る工程へ進みます。
