新着情報
News & Blog金物から釘の間隔まで確認|防府市の新築工事で躯体検査
本日は、第三者機関JIOによる躯体検査を行いました。
躯体検査は、建物の柱や梁、耐力壁、接合金物など、家の構造に関わる重要な部分を確認する検査です。
今回の検査は、住宅瑕疵担保責任保険(瑕疵保険)のために行われる検査でもあります。
完成すると見えなくなる部分をチェック
家づくりでは、完成してからでは確認できなくなる部分がたくさんあります。
その一つが、柱や梁をつなぐ接合金物です。
建物にはさまざまな力がかかるため、構造計算や図面に基づいて、それぞれの場所に必要な金物を取り付けます。
今回の検査でも、こうした金物が必要な位置にきちんと取り付けられているかを確認していきます。
現場には施工途中の材料もあります。
立て掛けてあるボードなどもかわしながら、見える範囲だけではなく、施工された部分を一つずつ確認していきます。
耐力壁は「釘の種類」と「間隔」も重要です
もう一つ大切なのが、耐力壁や構造用面材の施工状況です。
耐力壁は、地震や風などによって建物にかかる横方向の力に抵抗する重要な部分です。
ただ面材を張ればよいわけではありません。
使用する面材によって、
「この面材には、この釘を使用する」
「釘をこの間隔で打つ」
といった細かな施工方法が定められています。
今回も、検査員がスケールを当て、面材を留めている釘の間隔を確認しています。

同じように床の構造用合板についても、今回の仕様では150mmピッチなど、決められた施工方法があります。
材料が正しくても、施工方法が違えば本来想定している性能につながりません。
そのため、材料だけではなく、どの釘を使い、どのくらいの間隔で施工されているかまで確認することが重要です。
なぜ工事の途中で検査するのか
躯体検査をこのタイミングで行うのには理由があります。
これから工事が進むと、断熱材や石膏ボード、内装材などによって、現在見えている柱・梁・金物・耐力壁などの多くが隠れていきます。
だからこそ、見える状態のうちに確認する。
図面通りになっているか。
必要な金物が取り付けられているか。
耐力壁や面材が決められた方法で施工されているか。
完成してから確認するのではなく、確認できる工程で確認してから次へ進むことが大切です。
第三者の目でも確認してもらう
もちろん、第三者機関の検査だけに任せているわけではありません。
施工する側でも図面や施工状況を確認し、そのうえでJIOの検査員にも第三者の立場から確認してもらいます。
家づくりは、完成したときにきれいに仕上がっていることだけが大切なのではありません。
完成すると見えなくなってしまう部分にも、細かな施工上の決まりがあります。
見えなくなる前に確認し、一つの工程を確認してから次の工程へ進む。
こうした確認を積み重ねながら、防府市の新築工事を進めています。


