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現場ノート

クロスは「貼る」より、その前の仕事が大切。

クロスは「貼る」より、その前の仕事が大切。

防府市の新築工事。

いつもお願いしているクロス屋さんが現場に入ってくれました。

私自身、毎回その仕事ぶりに感心しています。

なにがすごいかというと、

・クロスとクロスの継ぎ目がほとんど分からない
・定期点検に行っても、継ぎ手やコーキングがほとんど切れていない

完成後の見た目だけでなく、
数年経っても美しさが続いているんです。



クロス工事というと、

「壁紙を貼る仕事」

と思われがちですが、
実は、その前の下地処理がとても重要です。

まずはボードの継ぎ目やビス穴にパテを入れます。

下塗り

中塗り

上塗り

そして、

塗る

ヤスリをかける

を繰り返します。

つまり、

塗る×3回
ヤスリ×3回

合計6工程。

この作業を経て、
ようやくクロスを貼ることができます。



完成すると見えなくなる部分ですが、

この手間が、

継ぎ目の目立ちにくさや、
将来的な割れ・隙間の少なさにつながっています。


もうひとつ、
私が好きなのがクロスの切り替え位置。

例えば、
隣り合う部屋で天井クロスが変わる場合、

うちのクロス屋さんは、
基本的にドアの上で切り替えます。

そうすることで、

ドアを閉めたときに、
片方の部屋から隣のクロスが見えない。

空間がすっきり納まり、
それぞれの部屋が独立して見えます。



ほんの数ミリのズレでも、
完成後には意外と目立つもの。

だからこそ、

見えない部分を丁寧に。

誰も気づかないところを、
何度も確認する。

そんな職人さんの仕事が、
家の居心地や美しさを支えているんだと思います。



完成すると、

「きれいなクロスですね」

で終わってしまうかもしれません。

でも、その裏側には、

6工程の下地処理と、
ミリ単位で精度を追い込む職人の技術があります。

私たちは、

そんな仕事をしてくれる職人さんたちと一緒に、

家づくりをしています。

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