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現場ノート

手刻みで行う土台敷き

手刻みで行う土台敷き

土台敷きが始まりました

山口市の増築現場では、

手刻みで加工した桧の土台を据え付ける
「土台敷き」を行いました。

建物の骨組みが始まる最初の工程であり、

この精度が今後の建物全体の精度にも影響する大切な作業です。


今回の土台は桧を使用

今回使用した土台材は桧(ひのき)。

桧は古くから神社仏閣にも使われてきた木材で、

耐久性が高く、
腐朽菌やシロアリにも強い特徴があります。

特に土台は建物の中でも湿気の影響を受けやすい場所。

そのため、耐久性を重視して桧を採用しています。


手刻みだから精度が悪い?

最近は工場で機械加工するプレカットが主流です。

そのため、

「手刻みだと精度が落ちるのでは?」

という声を聞くこともあります。

しかし実際には、

職人が加工した継手を見ると分かるように、

木と木がぴったりと納まるよう高い精度で加工されています。

機械では対応しにくい現場ごとの微調整ができることも、

手刻みの大きな魅力です。


基礎の上に土台を据えていく

まずは基礎から出ているアンカーボルトに合わせて、

105角の桧材を設置していきます。

土台を正しい位置に据えたあと、

専用金物でしっかり固定します。

建物の荷重を受ける大切な部分なので、

一本一本確認しながら作業を進めます。


最後はミリ単位の調整

土台を固定した後は、

糸を張って基準線を確認します。

その基準に合わせながら、

木製ハンマーで少しずつ叩いて位置を調整。

ほんの数ミリのズレも見逃さず、

基礎の墨や通りに合わせていきます。

一見すると地味な作業ですが、

この積み重ねが建物全体の精度につながります。


見えなくなる部分こそ大切に

完成すると土台は床の下に隠れてしまいます。

しかし、

見えなくなる部分だからこそ丁寧に施工することが大切です。

手刻みで加工された桧の土台。

職人の技術と経験が詰まった、

増築工事の大切な一歩となりました。

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