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家づくり

造作手摺は、どこまでシンプルにできるか

造作手摺は、どこまでシンプルにできるか

階段の手摺を大工さんに造作してもらいました。

既製品の手摺もたくさんありますが、今回は空間に合わせて一から製作しています。

目指したのは、

「できるだけシンプル」

ということ。


金物を見せないという選択

一般的な手摺は、金属のブラケットで固定することが多いです。

強度もあり施工もしやすい。

ただ、今回はできるだけ木だけで構成したいと考えました。

手摺を見た時に、

木。
木。
木。

で完結する方が、この空間には合うと思ったからです。


細かい部分ほど難しい

実はこういったコーナー部分ほど、大工さんの技術が出ます。

角度を合わせ、
木目を揃え、
違和感なくつなぐ。

図面では一瞬で描ける部分ですが、現場では細かな調整の積み重ねです。


ビスは見せない

今回は正面から見ても、
上から見ても、

ビスが見えないように施工しています。

手摺そのものが主張しないので、空間全体もすっきり見えます。

ただし、強度を確保するためには固定が必要です。

そのため、完全にビスを無くすのではなく、普段の視線では見えない位置に納めています。

家づくりは、

「見せない工夫」

の積み重ねでもあります。


高価な金物より、納まりを考える

最近はデザイン性の高い手摺金物もあります。

もちろん格好良いものもありますが、価格はかなり高額になることも。

今回は高価な金物を使うのではなく、

木でどう納めるか。

どう見せるか。

を考えました。


シンプルほど難しい

装飾を増やすことは比較的簡単です。

逆に何も足さずに綺麗に見せる方が難しい。

今回の手摺も派手なデザインではありません。

ですが、

・金物を見せない
・ビスを見せない
・木だけでまとめる
・空間に馴染ませる

そんな細かな積み重ねで仕上げています。

完成した時に目立つわけではないけれど、

なんとなく心地良い。

そんな部分を大切にしながら家づくりをしています。

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