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現場ノート

雨樋工事と、勾配・取付基準の話

雨樋工事と、勾配・取付基準の話

外壁工事が終わり、
雨樋の取付工事を行いました。

黒いフラット外壁に合わせて、
雨樋もシンプルなデザインで統一しています。

雨樋は外観の一部でもありますが、
雨水をしっかり流すために、
施工基準や細かな確認が必要な部分でもあります。

まず重要になるのが、
雨樋の“水勾配”です。

雨は自然に流れていくため、
雨樋にはわずかな傾斜をつけています。

基準としては、
水勾配は1/500以上。

つまり、
5mで約1cm程度の高低差をつけながら施工しています。

ぱっと見ではほとんど分からないレベルですが、
この勾配が不足すると、
雨水が溜まったり、
オーバーフローの原因になります。

また、
雨樋を支える金具にも基準があります。

山口県は積雪30cm地域の一般地となるため、
金具の取付間隔は
「900mm以内」が標準です。

間隔を広げすぎると、
積雪や経年で雨樋が垂れてしまう原因になります。

こういう部分は、
完成後ほとんど見えなくなりますが、
長くきれいに使うためには大事な施工です。

さらに、
雨樋のサイズも適当に決まるわけではありません。

屋根面積から排水量を計算し、
必要なサイズを選定します。

厳密には、
積雪量や風の影響まで考慮して決められています。

最後に雨樋本体を取り付けて完成。

シンプルな外観ほど、
こういう細かな納まりや施工精度が、
完成時の印象に大きく影響してきます。

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