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News & BlogApple福岡|空間体験として設計された店舗とVision Pro
福岡のApple Storeを訪れました。
今回の目的は、店舗空間の観察とApple Vision Proの体験です。
この店舗は数年前に移転し、空間デザインが一新されています。
Apple Storeは単なる販売店ではなく、「体験する空間」として設計されているのが特徴です。
ガラス越しに見える緑と、奥行きをつくる構成

店内に入ると、奥に緑が配置されています。
全面ガラスの構成により、外部と内部の境界が曖昧になり、
視線が自然と奥へと抜けていきます。
空間の奥に緑を置くことで、
単なる物販空間ではなく、奥行きのある空間として成立しています。
木天井と石床による、静かな空間の構成

天井は細い木ルーバーで構成され、
均一に配置されたダウンライトが空間全体を静かに照らしています。
床は石素材で構成され、
木と石というシンプルな素材の組み合わせで空間が成立しています。
余計な要素を排除することで、
空間そのものの質が強調されています。
地下のトイレ空間|徹底されたミニマムデザイン

トイレは地下1階に配置されています。
白い壁と扉のみで構成され、
余計な装飾は一切ありません。
壁は白いタイルで統一され、
空間全体が均質に構成されています。

床はグレーのタイルで、
壁とのコントラストにより空間が引き締まっています。

水栓はダイソン製が採用されていました。
商業施設では、よく見かけます。他には、都市的なデザイン。
乾燥機能が一体化された構造で、
設備自体もミニマルなデザインの一部として成立しています。
Apple Vision Proの体験

今回、Apple Vision Proを体験しました。
体験には事前予約が必要で、今回は2回延長し、合計約2時間半使用しました。
Vision Proは、ゴーグル型の空間コンピュータです。
装着すると現実空間がそのまま見え、その空間の中に画面が浮かびます。
壁の前や空中にウィンドウを配置でき、
サイズも自由に変更できます。
画面を見るというより、
空間そのものをインターフェースとして使う感覚でした。
従来のディスプレイとは異なり、
「物理的な画面」という制約がなくなる可能性を感じました。
Apple Storeの空間は、
素材・光・構成のすべてが整理され、
製品だけでなく、体験そのものを支える空間として設計されていました。
単なる店舗ではなく、
空間と体験を一体で設計するという考え方が、明確に現れている空間でした。
