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防府市I様邸 お風呂の改修 コンクリート打設#3

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皆さん、こんにちは一級建築士の小林大士です。

今回は、お風呂の改修工事の3回目としまして、「コンクリート打設」のお話です。

砕石を敷いて、転圧した後に湿気が上がって来ないように防湿シートを敷きます。防湿シートを敷いた後に、鉄筋を敷いていきます。今回は、建物が築40年以上経過している布基礎で、お風呂の床下は元々土であり、床自体が構造耐力を負担していなかったので、ワイヤーメッシュとしました。

緑色のレーザーの線を基準にして、コンクリートの高さを揃えていきます。

コンクリートの配合ですが、

・コンクリート強度(呼び強度)21N

・コンクリの柔らかさ(スランプ)18cm

・粗骨材の寸法20mm

としました。

このコンクリートの強度は、設計者が決める強さで非構造体なので今回は21Nとしました。このコンクリート強度が高くなればなるほど、コンクリートの材料の値段が上がります。

続いて、コンクリートの柔らかさですが、コンクリートが柔らかければ柔らかいほど施工しやすいが固まりにくい。コンクリートが固ければ硬いほど施工性が悪いが固まりやすいという性質があります。水が少ないと、水を通しにくい密実な強度の高いコンクリートが打てる反面、施工性が悪く空洞ができやすい。水が多いと施工はしやすいが、強度に影響がでてしまう。悩ましい問題です。基礎屋さん任せにしてると大変なことになりますので、しっかり管理する必要があります。

コンクリートを打ち終わったら、最低1日以上は養生します。型枠を残して置かないといけない期間は、15℃以上で3日間、5℃以上で5日間と決まってます。この養生期間1日というのは、重量物を載せてはいけない期間を言い、今回は構造を負担しないので1日としています。

コンクリートの打設が終わったら、お風呂のお湯とお水の配管をします。

・赤➡お湯の配管

・青➡お水の配管

・立ち上ってる配管➡排水

次回は、ユニットバスを設置していきます。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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